2021年4月から10月までの作曲要約(私事)

まず「夢物語」を4月4日にYouTubeに載せて、2ndアルバム「仮想艇」を完成させたのが自分にとっての一つの区切りです。これは自分自身の進級による環境変化などの要因もありますが、もう一つ、ちょうどこの頃からコードに興味を持ち始め、そちらのほうの学習を開始したことも関係しています。このプレイリストを夏頃に発表することを目標として、新たなレベルを目指したわけです。

しかし、手に取った作曲指南の類いは私の手法と一線を画しており、順応には困難を極めました。またGW前は依頼の締め切りが重なっており、自分のやり方と文献の示すやり方の狭間で苦しみました。この頃に作成した「PLAYER」や他のYouTubeに載せた曲、載せていない曲からも苦難は容易に聴き取れます。

それ以降はひたすらに時間をかけて様々な文献と向き合ってきました。しかし、最も大きな変化はドラムの有無くらいでしょうか。色々と難しいです。

「Dominoで無理なら厳しいよ」という旨の知人の言葉はある種、私を奮起させたかもしれません。楽器によっては想定した音を出せなかったり、すべての機能を活用できているとは思いませんが、まだお世話になりそうです。

先日、自分が安定して歌えて聞き取れる音域がおおよそlowF#~hiBであることに気付き、そこに収めるように意識しています。ただ、重音テトには低音が少し苦しいようです。


収録曲のヒント

空間都市

制作時期は6月中旬から7月下旬。二番が定かではない、畳みかける展開の曲です。カリスマには果敢に挑んでほしいと思いつつ、肝心の自分はどうなのでしょう。そんな風に問いかけると自分自身は「知ったことではない」と言ってしまいそうになるのです。でもギリギリで踏みとどまって「いや、私は」と思ったりもします。苦しいですね。

PLAYER

制作時期は4月上旬から5月上旬。コードどころかスケールもぐちゃぐちゃの曲です。この時にはプレイリストの完成を見据えてました。ただこの曲自体もプレイリストを構成しているので「布石」でしょうか。前の曲の苦しみを背負ったまま進んでいく様っていうと非常にそれっぽいですね。でも言いたかったことは最初だけでなく、最後もです。

加えて、目の前が晴れる答えを見つけたときは視野が狭いか思想が偏っていることが多いので留意したほうが良さそうです。

晴天とUFO

制作時期は10月下旬から11月上旬。???

our solar system!!!

制作時期は9月上旬から10月下旬。元になった小説の制作時期は7月中旬から8月下旬。小説は墓まで持っていきます。あらすじがせめてもの面白さのピークです、多分。

小説の雑なあらすじ(完全フィクション)

2007年トゥールーズ郊外、地下172メートルの空間で状態の良いネアンデルタールの遺跡が発見された。すぐさま考古学者の知るところとなり、幾度もの調査の末、彼らの繁栄や高度な文明の変遷について解き明かされていった。すぐには話題に上がらなかったが、恐慌や様々な災害の解決に有効な手立てを講じていた根本に当該技術があったことが明るみに出て、たちまち先進国を中心とした世界を席巻した。時は進み、2015年。クアラルンプールで育った青年、フィラスは大学で遺跡の技術を学び、強い憧れと嫉妬を抱く。特に技術を活用する基盤が相対的に十分でない自国、あるいは数万年前の人類に遅れを取る現人類を情けなく思っていた。そうは言ってもなかなか行動に移せずにいたある日、ベルリンで開催される航空宇宙ショーを知る。僕こそがこの手で未知の技術を。日を追うごとに強くなる焦燥に駆られ、フィラスはドイツに向かうことを決意する。

まぁその後もう一人の主人公の成長を追って、なんやかんやあって宇宙に行き、あるものを見て、囚われるわけです、思考に。そのあたりまでで小説の中盤となり、どんでん返しの下地が整うわけですが、この曲ではどんでん返しを一番に持ってきています。そういうことです。どういうこと?

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